建具燃焼実験に参加してきました
京町家の木製建具は伝統的な意匠の重要なポイントですが、現在の法律で防火性能を満たすためにはアルミサッシに変更せざるを得ない状況です。
京町家らしさを残しつつ、防火性能を確保できる木製建具ができないか?ということで、京都市と大学が協力して検証が行われています。
木製建具の燃焼実験は今回で4回目。どこまで材を薄くしても良いのか、どこで材を固定するのか、など毎回少しずつ形を変え、よりよい仕様になるよう実験を重ねているそうです。
いろいろと解決しないといけない問題もあるようですが、検証を終えた木製建具の完成が楽しみです。
(Staff)